- 縮毛矯正後にカラーが色落ちする原因は?
- 色落ちはどのくらいの期間で起きる?
- 黒染め後の縮毛矯正で色が抜けるのはなぜ?
- 前髪だけ色落ちが早い気がするけど対策は?
せっかく時間もお金もかけてカラーを入れたのに、縮毛矯正をしたら色が抜けてしまったそんな経験をお持ちの方は少なくないはずです。
特にメンズの場合、髪が短いぶん色の変化が目立ちやすく、施術のたびに「また染め直しか…」と気が重くなることもあるでしょう。
縮毛矯正かけたら髪が明るくなった気がする…。これって色落ちなの?どうすれば防げるの?
中川俊樹
縮毛矯正の薬剤がキューティクルを開く過程で、内部のカラー色素が流出しやすくなるのが主な原因です。ただ、薬剤選定や施術の順番を正しく理解すれば、色落ちは最小限に抑えられますよ。
この記事では、縮毛矯正でカラーが色落ちするメカニズムから、黒染め後やカラー後に気をつけたいポイント、そして色持ちを良くするための具体的な対策まで詳しく解説します。
- 縮毛矯正で色落ちが起きる仕組みと原因
- カラー後・黒染め後に色落ちしやすい理由と対処法
- 前髪など部分的に色落ちが早い場合の原因
- 色持ちを長くするためのホームケアと施術の順番
原因と対策を正しく押さえておけば、「縮毛矯正のたびにカラーをやり直す」というストレスから解放されます。色落ちの不安を抱えたまま施術を繰り返す必要はもうありません。
縮毛矯正をすると色落ちする原因
縮毛矯正の施術では、髪内部の結合を一度ほどいて再固定するために強力な薬剤と高温の熱処理を組み合わせます。この工程そのものが、カラーの色素を髪から押し出してしまう大きな要因です。
ここでは、還元剤・アルカリ性薬剤・高温アイロンという3つの原因をそれぞれ解説します。
還元剤の影響
縮毛矯正で色落ちが起きる最大の要因は、薬剤に含まれる還元剤です。還元剤は髪内部のシスチン結合を切断し、くせを伸ばすために欠かせない成分ですが、この化学反応がヘアカラーの色素にも影響を及ぼします。
カラーで髪に定着した色素は、髪内部のタンパク質の隙間に入り込んで発色しています。還元剤がシスチン結合を切る過程で髪の結合構造がゆるみ、色素が外へ流出しやすい状態になるのです。せっかく染めた色が抜けてしまう原因の多くは、ここにあります。
- シスチン結合の切断で髪内部の構造がゆるむ
- ゆるんだ構造から色素分子が流れ出す
- 明るいカラーほど色素量が少なく影響を受けやすい
特に、ブリーチを併用したハイトーンカラーや、施術から日が浅いカラーは色素が不安定なため、還元剤の影響を強く受けます。黒染め後であっても、人工的に入れた色素である以上、多少の退色は避けられません。
中川俊樹
EXCIAで使用しているOLCANは、還元剤によるダメージを最小限に抑える処方設計です。
ダメージケア成分が豊富に配合されているので、カラー後の髪にも負担を減らしながら施術できます。
アルカリ性薬剤の影響
縮毛矯正の薬剤にはアルカリ剤が含まれており、これが色落ちを加速させる大きな要因です。
アルカリ剤は髪のキューティクルを開いて薬剤を内部に届ける役割を担っていますが、キューティクルが開いた状態ではカラーの色素も一緒に流れ出てしまいます。
とくにアルカリ度数が高い薬剤ほど、キューティクルの開きが大きくなり、色抜けも激しくなります。黒染め後や濃いめのカラーを入れた髪でも、アルカリの影響で想定以上に色が変わるケースは珍しくありません。施術後に「なんだか茶髪になった気がする」と感じるのは、この仕組みが原因であることがほとんどです。
- アルカリ度数が高い → キューティクルが大きく開き色素が抜けやすい
- アルカリ度数が低い → 開きが小さく色落ちリスクを抑えられる
- 髪質やダメージに合わせた薬剤選定が重要
だからこそ、薬剤の選定は色落ちを防ぐうえで最初の分岐点になります。EXCIAで使用しているOLCANは、髪質やダメージレベルに応じてV1とV2を配合し、必要最低限のアルカリ度数でしっかり癖を伸ばす設計です。
アルカリを一律に強く効かせるのではなく、部分ごとに薬剤を塗り分けることで、カラーの持ちとストレートの仕上がりを両立させています。
高温アイロンの影響
縮毛矯正の工程では、薬剤で結合をほどいた髪にアイロンの熱を通して形を整えます。このとき、180℃前後の高温が髪に加わるため、カラーの染料にも少なからず影響が及びます。
ヘアカラーの染料は熱に弱い性質を持っています。高温アイロンを通すと、髪内部に定着していた色素が分解・流出しやすくなり、施術後に「なんだか色が明るくなった」と感じる原因になります。とくに前髪やこめかみ付近は毛が細く、熱の影響を受けやすい部分です。
- アイロン温度が200℃以上に設定されている
- 同じ箇所に何度もプレスを繰り返す
- スライス幅が厚く、内側まで熱が行き届かない
- 細毛・軟毛で熱耐性が低い髪質
中川俊樹
EXCIAの自社開発矯正剤OLCANにはトステアやレブリン酸など熱保護成分が配合されているので、アイロン工程での色素へのダメージも抑えやすくなっています。スライス幅を薄く取り、プレス圧を最小限にすることも色落ち軽減の鍵です。
つまり、縮毛矯正による色落ちは薬剤だけでなく、アイロンの温度管理や通し方といった技術面にも大きく左右されます。カラー後に縮毛矯正を検討している方は、熱コントロールの精度が高いサロンを選ぶことが重要です。
縮毛矯正で色落ちする原因はわかったけど、じゃあどうすれば防げるの?
中川俊樹
施術そのものだけでなく、施術後の日常ケアで色持ちは大きく変わります。ポイントを押さえれば、カラーの退色をかなり抑えられますよ。
色落ちを防ぐ方法

縮毛矯正によるカラーの色落ちは、薬剤やアイロンの熱だけが原因ではありません。施術後の過ごし方やホームケアの質によって、退色スピードには大きな差が生まれます。
ここでは、紫外線対策・シャンプーなど自宅でのケア・髪の乾かし方について、それぞれ具体的に解説していきます。
紫外線を避ける
縮毛矯正後のカラーが色落ちする原因は、薬剤やアイロンだけではありません。日常生活で浴びる紫外線も、髪の色素を分解してしまう大きな要因です。
紫外線は髪のキューティクルを傷つけ、内部のメラニン色素やカラー色素を破壊します。縮毛矯正で負担がかかった髪はキューティクルが開きやすく、紫外線の影響をダイレクトに受けてしまいます。真夏だけでなく、春先や曇りの日でも紫外線量は意外と多いので、年間を通じた対策が欠かせません。
- 外出時は帽子や日傘で頭部を覆う
- UVカット効果のあるヘアスプレーを使う
- 長時間の直射日光を避ける意識を持つ
とくに縮毛矯正とカラーを併用している方は、髪の内部がダメージを受けやすい状態になっています。
紫外線によるダメージが蓄積すると、色落ちが早まるだけでなく、髪のパサつきや広がりにもつながります。
ちなみに、プールや海水浴の後は塩素や塩分と紫外線のダブルパンチで色落ちが加速します。夏場に縮毛矯正とカラーの両方を維持したい場合は、髪を濡らしたまま日光を浴びないよう気をつけてください。地味なひと手間ですが、色持ちへの効果は大きいです。
シャンプーなど自宅でのケアにこだわる
縮毛矯正後のカラーを長持ちさせたいなら、毎日のシャンプー選びが最初の分かれ道です。洗浄力の強い市販シャンプーは、開いたキューティクルからカラー色素をどんどん押し流してしまいます。アミノ酸系やケラチン系の洗浄成分を使ったシャンプーに切り替えるだけで、色の抜け方はを抑えることができます。
- シャンプーはアミノ酸系・ケラチン系を選ぶ
- シャワーの温度は38℃前後のぬるま湯で
- 保湿力の高いトリートメントで油分を補う
- 洗い流さないトリートメントを乾かす前に使う
シャワーの温度も意外な盲点です。熱いお湯はキューティクルを開かせるため、色素が流出しやすくなります。ぬるめのお湯でやさしく洗い上げることを習慣にしてみてください。
中川俊樹
EXCIAでは施術後のホームケアまで含めてご提案しています。
シャンプーとトリートメントの”ペア処方”で相乗効果を出す設計なので、サロン帰りの質感と色味を自宅でもキープしやすくなりますよ。
くせ毛専用に開発されたホームケアなら、矯正の持ちとカラーの持ちを同時にサポートできます。気になる方はくせ毛専用ケアOLCANをチェックしてみてください。
濡れた髪はできるだけ速やかに乾かす
濡れた状態の髪は、キューティクルが開いたままになっています。この状態が続くほど、内部に定着したカラー色素が流れ出やすくなります。縮毛矯正後の髪はとくにキューティクルが不安定なため、シャンプー後に自然乾燥で放置するのは色落ちを加速させる行為そのものです。
お風呂上がりはまずタオルドライで水分をしっかり吸い取り、その後すぐにドライヤーで乾かしましょう。ドライヤーの温度は低温〜中温に設定し、同じ箇所に熱を当て続けないことが大切です。髪が8割ほど乾いたら冷風に切り替えると、キューティクルが引き締まり、色素の流出を抑えられます。
- タオルで押さえるように水分を吸収する
- 低温〜中温のドライヤーで根元から乾かす
- 仕上げに冷風でキューティクルを閉じる
年間7万件以上の施術実績を持つEXCIAでも、施術後のドライ工程では耐熱ケア剤を併用しながら低温で丁寧に仕上げています。
サロンと同じ考え方を自宅でも実践することで、カラーの持ちは確実に変わります。洗い流さないトリートメントやヘアオイルをドライ前に一塗りしておくと、熱と乾燥の両方から髪を守れるのでおすすめです。
色が抜けにくい色はある?
縮毛矯正後の色落ちが気になるなら、そもそも抜けにくいカラーを選んでおくのも一つの手です。すべてのヘアカラーが同じ速度で退色するわけではありません。
薬剤やアイロンの熱によってキューティクルが開きやすい状態になっている髪では、色素の分子サイズや浸透の深さが退色スピードを大きく左右します。
| カラーの系統 | 色持ちの傾向 | 理由 |
|---|---|---|
| 暗めのブラウン・ネイビー系 | 比較的長持ちしやすい | 色素の分子が大きく、髪内部に定着しやすい |
| アッシュ・シルバー系 | 早い段階で抜けやすい | 青〜紫の色素は分子が小さく流出しやすい |
| ハイトーンのベージュ・ミルクティー系 | かなり早く退色する | ブリーチベースで色素量自体が少ない |
| 黒染め | 非常に長持ちする | 濃い染料が髪内部に多量に残る |
ポイントは「暗めのトーン」と「暖色寄りの色素」です。暗めのブラウンやダークネイビーなどは、縮毛矯正後でも比較的安定して色が残りやすい傾向にあります。
一方で、アッシュやシルバーといった寒色系は、色素の粒が細かいぶん洗髪のたびに少しずつ流れ出てしまいます。前髪だけ部分的にカラーしている場合も、その部分は顔周りで紫外線や摩擦を受けやすいため、退色が早く感じることがあります。
中川俊樹
カラーの選定も含めて、施術前のカウンセリングで相談しておくと安心です。
まとめ
- 縮毛矯正の色落ちは還元剤・アルカリ・高温アイロンが主な原因
- 紫外線対策と適切なシャンプー選びで退色を抑えられる
- 濡れた髪を放置せず速やかに乾かすことが色持ちの鍵
- 暗めのトーンやブルー系は比較的色が抜けにくい
縮毛矯正とカラーを両立させるには、施術時の薬剤ダメージだけでなく、日々のケアまで意識することが欠かせません。
せっかく手に入れたストレートヘアと理想の髪色を長く楽しむためにも、紫外線対策やシャンプーの見直しなど、できることから取り入れてみてください。
EXCIAでは年間7万件以上の施術実績をもとに、髪質やダメージレベルに合わせた薬剤選定で色落ちリスクを最小限に抑えています。カラーとの両立にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
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